2021年で20周年を迎える「マイブック」は、フォトブック業界の中でも歴史の長いショップです。
「実際に使ってみた人の感想が聞きたい!」
「フォトブックをこだわって作りたい」
など「マイブック」の『ほんとうのところ』をお見せします。
私がPCとスマホの両方でフォトブックを作ってみた感想や、ほかの人の口コミを中心に「マイブック」の特徴をご紹介しましょう。
目次
「マイブック」の特徴
まずは「マイブック」の特徴を端的に表で見ていきましょう。
画質 | (撮影機器の影響あり) |
---|---|
印刷 製本方法 綴じ方 |
カラー 包み製本・合紙製本 無線綴じ・糸綴じ |
レイアウト デザイン |
縦・横・正方形 |
サイズ | 様々なサイズに対応 |
ページ数 写真の枚数 |
10~100ページ 無制限 |
使いやすさ | |
スマホorパソコン | 両方OK |
価格(税込) | 1,540円~25,190円 |
支払方法 | クレジットカード コンビニ後払い 代引き |
送料(税込) | 550円 (毎月0が付く日は無料) |
公式サイト | https://www.mybook.co.jp/ |
それでは、具体的な特徴についてご紹介しましょう。
画質
画質の差は撮影機器の影響を受けます。
- ART-SC(ソフトカバータイプ)
- ART-HC(ハードカバータイプ)
- DX(ハードカバータイプ)
の3種類の画質は共通していますが、センター部分がフラットになるFLAT(ハードカバータイプ)ではDreamLabo 5000を使用していますので、さらに高画質のフォトブックが作れます。
印刷・製本方法・綴じ方
基本的に印刷はカラー印刷です。
製本方法・綴じ方にはそれぞれのタイプによって差があります。
無線綴じ |
ART-SC (ソフトカバータイプ) |
---|---|
ART-HC (ハードカバータイプ) |
|
合紙製本 | FLAT (ハードカバータイプ) |
糸綴じ | DX (ハードカバータイプ) |
無線綴じはのりで貼りつけるタイプですので、中心部になる片面が内側に入り込む形になります。
合紙製本は1枚を半分に折り、片面ずつを貼り合わせていく製本の仕方ですので、見開きも綺麗にフラットに見ることができます。
糸綴じは背表紙が分厚くなりますが見開きがすっきりと見やすく仕上がります。
レイアウト・デザイン
レイアウト・デザインは主に縦長・横長・正方形の3種類がありますが、タイプによって利用できる種類も異なります。
縦長 | 横長 | 正方形 | |
---|---|---|---|
FLAT | 〇 (1サイズ) |
× | 〇 (2サイズ) |
ART-SC | 〇 (3サイズ) |
〇 (3サイズ) |
〇 (4サイズ) |
ART-HC | 〇 (3サイズ) |
〇 (3サイズ) |
〇 (5サイズ) |
DX | 〇 (1サイズ) |
〇 (1サイズ) |
〇 (1サイズ) |
ページ数・写真の枚数
最少ページ数は10ページ、最高ページ数は100ページになります。
種類 | ページ数 |
---|---|
FLAT | 10,20,30,40 |
ART-SC | 10,20,30,40,50,60,70,80,90,100 |
ART-HC | 10,20,30,40,50,60,70,80,90,100 |
DX | 12,20,28 |
写真の枚数は無制限になります。
使いやすさ
まずは新規会員登録をすることから始まりますが、一度会員登録をするとPCからでもスマホからでもデータの共有ができます。
そのため、まずは試しにかんたん作成ソフトを使ってフォトブックを作った後に、PCを使って自己流で満足のいくフォトブックを作りたいと思われたとしても配送先のデータなどを一から入力する手間が省けます。
データの共有や目的によって機能面での使いやすさも良いと言えるでしょう。
スマホかパソコンか
スマホでもパソコンでもどちらでも作成できます。
フォトブックを作りたい人の中には「簡単に作りたい人」「パパっと早く作りたい人」「ある程度こだわりたい人」「特別なフォトブックのために最大限こだわりたい人」など様々な人がいらっしゃいます。
「マイブック」では、それらのご要望にお応えするべくいくつかのフォトブック作成方法を提供。
「ある程度こだわりたい人」「特別なフォトブックのために最大限こだわりたい人」にはPCから利用できるこだわり制作ソフト「MyBookEditor」をダウンロードして60種類以上のデザインテンプレートから選んで作成できます。
近年、スマホアプリの急増がうかがえるネット業界ですが、「マイブック」ではPCでソフトを利用する形になります。
スマホではサイト経由での作成になりますのでご注意ください。
価格
価格帯は1,540円(税込)~25,190円(税込)。
最安値はART-SCタイプの正方形・CDサイズ、10ページコースで1,540円(税込)、送料が550円(税込)必要ですので1冊2,090円(税込)でフォトブックが届きます。
最高値は「マイブック」で人気No.1のART-HCタイプ正方形・300Sサイズ100ページコースで25,190円(税込)、送料550円(税込)を足すと1冊25,740円(税込)で購入できます。
「マイブック」の口コミまとめ
実際に「マイブック」を利用してフォトブックを作った人にアンケートをとって、良い口コミと悪い口コミをまとめてみました。
「マイブック」の悪い口コミ・評判
悪い点を上げるとしたら少々編集に手間取ってしまったところぐらいでしょうか。
これは私個人の力量になるのかもしれませんが、すこし大変だなと思いました。
専用ツールのダウンロードが必須
20代女性
ただ一つ残念に感じた部分をあげるとしたら、専用ツールのダウンロードが必須であることです。
パソコンにこれを入れてからやっとサービスが利用できるので、その手間とパソコンの容量が重くなる点がデメリットかなと思いました。
プロに任せたほうがいい
40代女性
出来上がったアルバムは概ね満足でしたが、やはり写真館で注文した物と比べて見てしまうと1ページの厚みや写真の色合いに差がありました。
レイアウトが自分でアレンジできるので試行錯誤で挑戦しましたが、やはり出来上がりは何だかイマイチで、プロの方にお任せしたほうがいいかなと思いました。
店頭で注文できない
50代男性
マイナス面は、インターネットでの注文に限られ、店頭で友達と一緒に選びながら注文出来ないことです。
良く写真のショップを訪ねるだけにそこだけは残念です。
ここを改善してほしい
40代女性
もう少し改善してほしいと思った点は、データが重くなると動きが悪くなり作業中にフリーズしてしまう場合があること、相対的にコストが高めで一冊仕上げるのに5,000円~10,000円程度かかってしまうことです。
卒園アルバムをマイブックで作成した際はこのコストに対して全員の同意を得る必要があり、少しハードルが高かったと記憶しています。
「マイブック」の良い口コミ・評判
お手頃価格で作れて満足
40代女性
子供の七五三のお祝いの時に、祖父祖母へのプレゼント用に注文しました。
自分で写真もレイアウトも選べて、フォトブックのサイズやページ数も種類が多かったのでこちらでお願いしました。
お手頃価格でそれなりにしっかりしたフォトブックが作れたので満足しています。
クオリティーの高さに驚かされました
20代女性
特殊な表面加工がされているためか、質感が絶妙に良くて、そのクオリティーの高さに驚かされました。
パソコンで操作している時に見ていた写真よりも画質が悪くなったらどうしようかと不安になりましたが、期待以上の出来でした。
すごく喜ばれます
20代女性
自分の親に孫の成長を見せてあげるのにぴったりなサービスだと感じました。
アプリで写真や動画の共有はしていますが、やはりアプリを日常的に操作する習慣がないので、なかなか使いづらいようです。
毎月の成長や、誕生日・クリスマスなどのイベントごとのあとにフォトブックを送ってあげるとすごく喜ばれます。
毎月フォトブックを作って保存していくことで子どもの成長記録にもなりますし、レイアウトなども簡単かつおしゃれに整えられるので気に入っています。
初めてでも簡単
30代女性
会社で退職する人へのプレゼントとして作成しました。
今まで写真をそれぞれ印刷して切り抜いたりシールを貼ったりしてアルバムを作っていたので、手作り感はなくなってしまいますが綺麗な仕上がりで値段も手頃で使いやすかったです。
初めてでも簡単に自分の思ったように注文することができました。
出来上がりは写真集のようでした
40代男性
友人の結婚式に出席した際に、式専用のカメラマンさんもいましたが友人一同が式や二次会の様子をスマホでとりまくった大量の写真をプレゼントしようとなり、マイブックを利用することになりました。
スマホからも作ることができたので皆に写真を送ってもらい簡単に整理することができました。
文字入れもできたのでお祝いメッセージを添えることができ、出来上がりは写真集のようでした。
本棚にならべ気軽に見ることができそうな思った以上の完成品に友人もとても喜んでいました。
完成品は販売されている本のようだったので自分のときも作ってほしいと思いました。
ここが良かった
40代女性
良かった点は、レイアウトが自由にカスタマイズできること、テンプレートが充実していること、用紙がしっかりしており耐久性がありそうなこと、印刷がはっきりときれいに出るのでフォトブックとして良い仕上がりになること、ページ数や仕上がり(表紙の材質や背表紙のスタイル)などの選択肢が多いことです。
リーズナブルでクオリティが高い
50代男性
私は写真撮影が趣味で、時折ショップへ出向いて紙への現像もしています。
いざ、紙に焼いてみると今まで画面上で見ていたのと違った発見があって楽しみが倍増します。
撮影仲間から勧められて「マイブック」を作成しました。
普段から大きなサイズに現像することがない私としては、オートアルバムという枚数が多いタイプをいつも注文しており、四季を記録として残しています。
リーズナブルな価格でこれだけのクオリティがあることに驚いています。
作品として本に残せて良かった
30代女性
blogを書いていて、それを本にしたいと思いマイブックを使用しました。
ネット上のblogだけではなく、作品として本に残せて良かったと思っています。
色々なフォトブックを作っていますが、個人的にはもう少し作れるサイズが多く、紙質もしっかりしたものがあると良いなぁ〜と思います。
今はリーズナブルなフォトブックが作れる会社がたくさん出ていますので、商品の選択肢が今後増えていくならば、また利用させて頂きたいなぁと思います。
「マイブック」でのフォトブックの作り方
「マイブック」でのフォトブックの作り方を「かんたん作成ソフト(スマホ・PC両方で使えるweb版)」と「こだわり作成ソフト(PCのみで使えるダウンロードアプリ版)」の両方についてご紹介します。
かんたん作成ソフト(スマホ・PC両方で使えるweb版)
①写真をアップロードする
「MyBookEditor Webで作る」ボタンをクリックして作成開始します。
3種類のデザインの中から1つを選択し、「ブルーエフェクト(写真の外寸)」を選択します。
(最初にフォトブックのサイズを選んでいる場合、該当する「○○で作る」のみ選択できます。)
「〇ページ / ○○円」を選択します。
写真のアップロードを行います。
使いたい写真を水色のボックスの中にドラッグしてドロップし、完了した後に「写真をアップロード」をクリックします。
「写真を選ぶ」からフォトブックに入れたい写真を選び、アップロードします。
備考にも記載がありますように、写真は後からでも追加でアップロードできますので、全ての写真をいま用意しないといけないということはありません。
②編集する
写真の挿入や写真の下の枠にコメントの挿入などの編集をします。
③注文する
「注文する」をクリックし、アルバム名を入力するとアルバムの保存が行われます。
ご利用規約に同意すると注文の詳細情報の入力画面に遷移しますので、注文数や仕様、オプションを入力します。
決済方法などに入力の下に「ご注文内容の確認」ボタンをクリックして注文完了です。
こだわり制作ソフト(PCのダウンロード版)
①作成をはじめる
ソフトをダウンロードし起動します。
ソフトを起動するとまず「新規作成」から始めます。
ブックタイプを選択→サイズの選択→本文加工と進みます。
こちらの画像のように、選択した内容で間違いがないことを確認したら「作成をはじめる」から作り始めます。
②編集する
PCの編集画面はこちらのようにいちから全てを自分で編集するようになっています。
- 画像(写真の追加)
- ページ(ページ表記)
- ボックス(写真のレイアウト)
- イラスト(挿入できるイラスト)
- 型抜き(写真の型抜き)
- 台紙(写真の台紙)
- デザイン台紙(写真を含むデザインが一括で選べる台紙)
これら7種類の編集タブが画面の左上にあり、画像が表示されない場合は右上の「カテゴリ選択」から該当するものを選びます。
また、下のタブには文字入力や拡大・縮小などの編集ツールもあります。
画像効果や回転など色々こだわりたい人に嬉しいツールも使えます。
③注文する
編集画面の右下の「注文」ボタンをクリックし、次のページへ遷移。
ここから先は手順に沿って手続きを進めます。
- 注文ブック選択
- オプション選択
- 住所入力
- お支払方法
- 注文確認
- 通信
- 完了
となります。
「マイブック」のメリット
実際に使ってみて「良かった」と思えた点をご紹介します。
フォトブックを作る人のニーズに応えてくれる
「かんたんに」「手軽に」フォトブックを作りたい人や「こだわり」を追求したフォトブックを作りたい人など、フォトブックのニーズは人によって様々です。
そんな多様な要望に応えられるのも「マイブック」ならでは。
もちろん、20年の歴史の中で培われた画像印刷技術など他よりも上回る知識を備えていますので、何がユーザー目線で「あって嬉しいポイント」なのかをよく理解されています。
そのため、2通りの作り方と3通りの使い方を用意。
作りたいフォトブックをその人にとって作りやすい方法で作れます。
注文手続きが簡単
フォトブックを作成した後は、こだわって作る人にとっても簡単に作りたい人にとっても簡単なステップで注文ができます。
また、ラッピングも可能ですので、贈答用にお考えの人にはフォトブックにぴったりの機能と言えますね。
PCでもスマホでも作業可能
「こだわって作りたい人」向けのソフトはPCのみ対応ですが、「かんたんに作りたい人」向けのWebツールはPCでもスマホでも両方で作業が可能です。
こだわって作りたい人にとっては詳細など編集するために必然的にPCで作業をすることになりますので、スマホでできなくても問題はないと考えられますね。
PCソフト版では自由に編集可能
スマホとPCの両方で使える「かんたん作成ツール」にはデザインやレイアウトに縛りがありますが、PCソフト版ではデザインに始まりレイアウトや画像編集など細かい部分まで編集が可能です。
台紙のデザインまでこだわって作れるのも大きなメリットではないでしょうか。
複数割引がある
どのタイプのフォトブックを選んでも、複数冊の注文の場合には割引が適用されます。
- 6冊~10冊:5%OFF
- 11冊~20冊:10%OFF
- 21冊~50冊:15%OFF
- 51冊~:20%OFF
イベントなど参加人数や配布部数が多い場合には嬉しい特典ですね。
「マイブック」のデメリット
私が使った時に「使いにくい」と思ったことをピックアップします。
スマホアプリはない
フォトブック作成サイトの中にはスマホアプリをインストールしてアプリ内でフォトブックが作れるものもあります。
しかし、「マイブック」ではPC版のこだわって作るソフト以外はWebでの作成になります。
「アプリで作りたい」と思う人にはあまり嬉しくないポイントです。
連絡先などの情報入力は入力必須
スマホの連絡先やPCの連絡網など、データを引用する機能がありませんので情報については全て入力しなければなりません。
入力自体が面倒に感じる人にとってはデメリットに感じられるでしょう。
かんたん作成ソフトでの選べるデザインが少ない
「マイブック」には「こだわり制作ソフト」と「かんたん制作ソフト」の2種類があります。
このうち「かんたん作成ソフト」ではデザインが3種類しかなく、さらにレイアウトは各ページ固定となっています。
パパっとフォトブックを作りたい人にとっては問題がないかもしれませんが、バリエーションに欠けますので「もっと種類が欲しい」人には物足りないでしょう。
こんな人は「マイブック」をおすすめできない
- Webではなくスマホアプリで作りたい人
- 豊富なデザインから選んで簡単に作りたい人
- 連絡先などの情報入力が面倒な人
「マイブック」にはスマホアプリがありません。
WebもしくはPCソフトでの作成になりますので、スマホアプリで制作しようとお考えの人にはおすすめできません。
また、「かんたん作成ソフト」で選べるデザインは3種類のみですので、簡単に作りたいけれどある程度デザインの種類がある中から選びたい人には物足りなく感じるでしょう。
こちらの「マイブック」ではPCもスマホでも連絡先などの情報は全て手入力が必須なので、手入力が面倒に感じられる人には大きなデメリットにもなりますね。
こんな人は「マイブック」がおすすめ
- こだわってフォトブックを作りたい人
- 簡単にフォトブックを作りたい人
- 色々なタイプから選びたい人
- 注文ステップをスムーズに行いたい人
- 複数注文する人
「こだわり作成ソフト」を利用すればデザインや台紙など全て自分で選んで編集ができます。
テンプレートの種類も豊富ですので、こだわってフォトブックを作りたい人にとっては嬉しいポイントですね。
反対に、「かんたん作成ソフト」ではデザインは3種類から選択、レイアウトも1パターンという『写真を選べばすぐにフォトブックが作れる』というお手軽仕様となっています。
「とにかく簡単にフォトブックを作りたい人」には手を出しやすいのではないでしょうか。
また、「マイブック」ではFLAT、ART-HC、ART-SC、DXという4種類のタイプのフォトブックが作れます。
ソフトカバーからハードカバー、合紙製本から糸綴じまで様々なタイプのフォトブックを取り揃えていますので、理想に近いフォトブックが作れますよ。
順番にページが遷移していきますので、注文方法は難しくありません。
そして、「マイブック」の強みの1つとして複数冊割引があります。
注文冊数により割引率は変わりますが、配布部数がある程度まとまった数を注文したい場合にはさらにお得に作成ができますよ。
毎月0が付く日には送料が無料になりますので、まずはお試しで注文してみてはいかがでしょうか?
編集が大変
40代男性